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マレーシア航空機撃墜事件の真実 プーチンロシア背水の陣 [世界情勢]

「マレーシア航空機撃墜事件を巡る情報戦」

ウクライナ主張
親ロシア派勢力が地対空ミサイルを使って旅客機を撃墜した。
(しかし地対空ミサイルの残骸はMH17便墜落エリアにはなかった。)


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ペトロ・ポロシェンコ ウクライナ大統領
「事故ではなく、テロリストの攻撃によるもの。」



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キエフ管制塔 スペイン人管制官のツイート
2機のウクライナの戦闘機が並走し無理矢理マレーシア航空機のルートが変更された



ロシア軍作戦本部長 アンドレイ・カルトポロフ中尉 2014.7.21
「ウクライナ空軍のSu-25戦闘機が高度を上げたところが探知されていた。距離にしてMH17から3-5kmだった。我々はなぜ戦闘機が同時刻に旅客機と同じ高度でわざわざ民間航空路に進入する必要があったのか?という理由が知りたい。Su-25戦闘機はその性能によると高度1万メートルの飛行が可能である。最大12km、5km以内のターゲットなら確実に撃墜可能な空対空ミサイルR-60を搭載している。ウクライナ軍ジェット戦闘機の飛行経路はロストフ監視センターによって作成されたビデオショットによって確認することができる。ロシア国防省によると、MH17撃墜の瞬間、我々の計算だと、モスクワ時間の7月17日17時16分から17時21分にかけてアメリカの人口衛星はちょうど東ウクライナ上空を飛んでいた。」



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ロシア国営テレビ局Channel One 2014.7.28
地元の女性
「(MH17便が墜落、炎上した時)最初に1機が墜落し、2機目がドニプロペトロウシク(Dnipropetrovsk)の方向へ飛び去った。2機目は、その後しばらくして武装勢力に撃墜されたウクライナの軍用機だったかもしれない。これまでのところ、(2機目の)航空機がどうなったのか、その操縦士に何が起きたのか、分かっていない。地元の人たちは、MH17便が墜落した場所の近くにパラシュートで降下してくる人を見たと話している。」
(※ドニプロペトロウシク(Dnipropetrovsk)にはウクライナ防空軍の基地があります。)



ルガンスク人民共和国報道部
マレーシア航空機ボーイング777を撃墜したのは、ウクライナ空軍の攻撃機Su25型機である。旅客機ボーイング777の飛行を見守っていた現地の人達は、同機をウクライナ空軍機が攻撃する様を目撃した。攻撃を受けた後、同機は空中で真っ二つになり、ドネツク人民共和国領内に落下した。攻撃後、ウクライナ空軍機は撃墜され、こちらはルガンスク人民共和国領内のクラスヌィ・ルーチ地区に落下した。現在”撃墜された”旅客機の捜索活動が続けられている。」




ドイツWahrheit für Deutschland 2014.7.29
マレーシア航空のボーイング777型機を撃墜したとみられるウクライナのSu-25のパイロットから話を聞くことに成功した。Su-25のパイロットは、「マレーシア機を撃墜するために同機に搭載されている砲を使用した。」とコメント。
なお、パイロットがマレーシア機の撃墜を認めたのと同時に、明確な穴があいているマレーシア機の破片の写真が公開された。複数の専門家たちはこの穴について、地対空ミサイルシステム「ブーク」では、このような穴はできないとの見方を示している。

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※上の画像では機関砲弾が左主翼翼端から、コクピット左側に向けて直線的に弾痕が残っていることがわかります。地対空ミサイルの榴弾破片ではこの様な痕を残しません。



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※画像はBukミサイル発射後の航跡雲
ロシア陸軍対空防衛部隊 ミハイル・クルシ隊長 2014.7.30
撃墜されたマレーシア航空ボーイングの外板の損害を受けた部分の穴は、下から脇へ爆発したことを物語っているが、地対空ミサイル「ブーク」は、上から攻撃する。「ブーク」のミサイルは非常に特徴的な煙の痕跡を残す。その痕跡は天気が良ければ半径20-25km圏内で見えるが、目撃者はいない。これらに基づき、私は自身の経験から、『ボーイング』は高い確率で、『ブーク』のミサイルで撃墜されたのではないと考えている。



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ロシア軍幹部会見 2014.7.24
(米国及び専門家は)公表したロシア国防省のブリーフィング・コメントを何故無視するのか?我々のブクミサイルの射程外であるのにウクライナ軍によって撃墜された可能性を除外している。戦闘機の可能性について説明責任を果たしていない。そしてウクライナからの発射を無視している。まずロシアが提出したデータをよく検討することだ。ドネツクのゲリラ映像はあるが、明確なロケット映像が無いのは何故だ?これらの質問に答えてくれないか?我々はもっと多くの証拠を持っている。


イタリア紙「イルジョルナーレ」 2014.7.27
「ドネツク州で墜落したマレーシア航空機ボーイング777の件に関しロシアが示したデータに、西側マスコミは、不可解な理由で口をつぐみ、国際世論も反応していない。




ロシア航空局筋情報 インターファクス通信 2014.7.18
「マレーシア航空ボーイング777機は、ウクライナ軍機により撃墜されたが、本当の目標はロシア連邦大統領機だったと思われる。ロシア大統領機とマレーシア航空機は、同じポイント及び同じレベルで交差した。それが起きたのは、ポーランドの首都ワルシャワ近郊、高度1万100m、レベル330の場所で、ロシア大統領機は、モスクワ時間で16時21分、マレーシア航空機は15時44分に、その場所にあった。両機の外形・大きさは似ており、かなり遠くから見た場合、事実上ほとんど同じ色に塗られている。」


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※上がマレーシア航空機、下がロシア大統領専用機です。ラテンアメリカを歴訪していたプーチン大統領がマレーシア機墜落と同じ17日にモスクワに戻っていたので、大統領機とMH17便は同じ時間帯にウクライナ東部上空を通過していました。マレーシア航空の尾翼のロゴマークはロシア国旗と色使いが似ているため、プーチン大統領搭乗機と誤って撃墜した暗殺未遂誤認撃墜の可能性が高いです。




「対露制裁に否定的な国々」

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フィンランド スタッブ首相 2014.8.15
「我が国は、欧州諸国からの食糧品禁輸措置に対抗して対ロ制裁を導入するつもりはない。フィンランド政府のそうした立場については、EU指導部及びドイツのメルケル首相に伝達した。私の親書は、2つの項目からなっていた。一つ目は、フィンランドがいかなる報復制裁も導入しないというもの。もう一つは、我が国の農業部門には、一定の援助が必要であるというものだ。ロシアとの関係について、善隣・互恵的なものである。」



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グルジア マイア・パンジキゼ外相 2014.8.11
「西側諸国の対ロシア制裁はウクライナ危機からの出口を開く力をもたない。」


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マレーシア ナジブ首相 2014.8.1
「確たる証拠もなく誰かを批判はしない。」




「対露追加制裁で生じた日本とロシアのすれ違い」

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日本政府、対ロシア追加制裁へ=G7と歩調合わせる 2014.7.29
ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜事件を受け、ウクライナの不安定化に関与するロシアの個人、団体の資産凍結などの追加制裁措置を行うと発表した。また、欧州連合(EU)とともに欧州復興開発銀行EBRD)を通じたロシア向け新規融資見合わせることや、クリミア産品の輸入に制限を導入する方針。



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ロシア外務省 2014.7.29
「非友好的で近視眼的な措置であり、ウクライナの現実についての誤った認識に基づいている。両国関係のあらゆる面に損失をもたらし、後退させることは避けられない。ウクライナで起きていることの本当の原因について深く誤解していることに基づく、非友好的で近視眼的な決定。日本の政治家が対米追随路線から離れることができない事実を覆い隠そうとしている。米国追随から脱することができず、国益追求のため自立した政策を進めることができないことを示すものだ。この(制裁)措置は外圧によるもので、日ロ関係の全般的発展が重要だとする日本の見解と矛盾する。制裁をもって対話するのは非生産的であり、日本が対ロ制裁に参加しても、ウクライナの緊張緩和に寄与しない。8月にも日露外務次官級協議でプーチン大統領の訪日などについて協議する予定だったが、日本の対ロシア追加制裁が原因で、予定されていた協議が延期されることになった。日本政府の一連の反露的な制裁の結果、こうした会談は不適切だと考える。」




↓日本の対露追加制裁に対するロシア一般人の反応です。
日本はイスラエルを武装化させるアメリカに対して制裁を科すべきだ。
・本気なの?罪のない子供たちを殺すアメリカとイスラエルには制裁を科さないの?
・プーチンは、北海道を奪って、日本のクリミアと改名するべきだな。奪還しようとする者がいるか見てみると良い。



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プーチン大統領 2014.7.29
「日本がロシアに対する制裁を導入し、日本政府が交渉プロセスを止めている。」



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日本は制裁対象外 欧米の青果など禁輸 シベリア上空通過料見直しも ロシア首相
2014.8.7
ロシアのメドベージェフ首相は7日、ウクライナ情勢をめぐる対ロ経済制裁の報復措置として、米国と欧州連合(EU)、オーストラリア、カナダ、ノルウェーからの青果物、肉類、魚、乳製品の輸入禁止を発表した。制裁発動国の一つである日本は対象外だった
日本は、ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島からのワイン輸入禁止など経済制裁を科している。


上の記事を読んだ日本国内の掲示板での反応です。

A氏
アメリカに言われていやいや制裁させられてる日本のキモチを悟ってくれたんだ

B氏
ロシアをどうする???
なんかロシアに悪いね。

C氏
アメ公の突き上げが厳しくなるやんけ

D氏
プーチンさんかっこええ

E氏
すまんのプーチン
正義が欧米に無いのは判ってるんだが、付き合いだからしょうがないんだよ

F氏
イスラエルは何もなくてロシアだけ制裁やられてるんだもんなあ
国連なんてほんと特定の国家の支援組織と化してる
理不尽な世の中やで

G氏
これはある意味嫌味な一手だと思う
日本の制裁が空制裁だとバレちゃう

H氏
そもそもソチオリンピック中にクーデターを仕掛けた欧州がずるい。

I氏
ガスを沢山、売りたいロシアと 原発動かせない中で大量に燃料を確保できるルートを欲しい日本。
お互い今後のパートナーになりたい訳だから。



↓とある一般ロシア人の日本に対する安全保障面での印象です。

「自衛軍」なんて持ってても何の意味もないだろ。
戦争に勝つためには反撃しなきゃいけないのに日本にはそれが出来ない。
勝ちたければアメリカのサポートが必要なわけだ。
個人的には、日本は自衛隊じゃなくて、普通の軍隊を持つべきだと思ってる。
そして核も持つべき。アメリカは一生日本を守り続けてくれるわけじゃないぞ
それに加えて中国も軍事力を増していってるんだから。


↓とある一般インドネシア人の日本に対する安全保障面での印象です。

今の日本人は戦争を恐れてる。第二次大戦で負けてしまったから。
最近の若い世代は軍事関連のことには関わりたくないんだ。
でも日本人が20世紀に持っていたようなスピリッツを取り戻したら、
間違いなく超大型航空母艦を作るだろうね。そうすれば中国とも張り合える。
だけど現実として、彼らは武士道の精神を失ってしまった



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安倍首相 2014.8.13
「日本固有の領土である北方領土で一方的に軍事演習が行われることは、わが国としては受け入れられない。」





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プーチンさんへ
今回の件はロシアに対しては本当に申し訳ないです。安倍さんも情報が少ない、確固たる証拠がない状態で早まった短絡な決断を下したと思いますよ。もし当方が安倍さんの側近なら、

米国に「米国側が証拠としている情報は確固たる証拠とは言えない為、日本は追加制裁に同調できない。」と言って流すべき、むしろ同盟国ならば「戦争拡大の原因となりかねない軽率な決断は慎んだほうがいい。」とまずい行動を取っている友邦のためを考えての助言を行うべき、と強く進言したのですが…。

残念ながら当方は部外者の一般国民です。

ロシアは見事にハメられましたね。
ご存知かと思いますが、ロシアは狙われていますよ。アラブの春から続く一連の不穏な国際情勢、ウクライナ情勢が終息すれば、次はロシア本土の番です。何に狙われているのかと正確に言えば、米国やイスラエルの背後に控え、世界を支配しつつある"存在"、にです。ロシアと日本が後一歩のところですれ違ってしまうのも、その"存在"による日本をロシアに寄り付かせない戦略の一環です。中国歴史風に言えば、いわゆる「離間の計」で間接的にそのように仕向けられているのです。

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ところで日本の追加制裁、なぜクリミア限定の内容になったか。それは「ロシアが制裁によって大規模な経済的打撃を受けないように」、との安倍さんのロシアに対する目立たない配慮です。しかしその反面、最近ロシアが編入した地域を指定しての当てつけ的な側面も否定できない部分があります。

ロシアの人には分かりにくいかもしれませんが、日本人の多くがロシアの軍事的な行動に対してはある種のアレルギーが70年前から心の奥底に存在します。安倍さんも例外ではないようです。それは第二次大戦末期のスターリンの日ソ中立条約一方的破棄と裏切りによる満州、樺太南部、千島列島への侵攻が弱り切った日本に追い打ちをかけた。国家の多くの喪失、犠牲、占領、敗北。その後の日本人捕虜のシベリア抑留です。そのとき以来、「ソ連に裏切られた、ソ連は信用できない。ロシアは信用できない。」と戦争を経験していない世代にまで、その思いが受け継がれています。
もっとも、これには千島列島の領有権承認をエサにフランクリン・ルーズベルトがスターリンに対日参戦をけしかけた史実もあるんですけどね。ただしほとんどの日本人はこの事実を知りません。

しかし当方個人は、日本人のロシアに対する「スターリンは信用できなかった、だからロシア人は皆同じで信用できない。」というような70年来の偏見は今すぐにでも捨てるべきで、これからの日本は世界の中で公正中立、偏見や固定的観念で物事を判断せず、正しいことにひいきする国家であってほしいと思っています。
ロシアも今回の件のようなことで、日本を見損なわないで欲しい、日本との友好関係構築をあきらめないで欲しい、前述した"存在"に負けないで欲しい。そう思いますね。



↓下の動画はロシアの若い世代による日本の様子を紹介したビデオです。




もはや時代は流れ、新しい世界へと変化しました。




マレーシア航空機はなぜ消えた
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