台湾とアジアの守り神 再興の夢 前編

まずは以下の動画をご覧ください。








「日本軍は必ず助けに来る」


1947年2月27日　台北市
タバコ売りの女性を、中華民国の取締官が摘発し、商品および所持金を奪う。
女性は土下座して許しを懇願したが、取締官は女性の頭部を銃の柄で殴打。
一部始終を見ていて集まった通行人達に対して、取締官が発砲、市民2人を射殺。


1947年2月28日　台湾省行政長官公署前広場
市民の抗議デモ隊が集結するが、デモ隊に対して公署屋上から憲兵が機関銃を乱射、市民数十人が死亡。
↓
市民の怒り爆発。台湾人による外省人への抗議活動・襲撃等が台湾全島に拡大。
ラジオ放送局を占拠。軍艦マーチと共に日本語で「台湾人よ立ち上がれ！」と呼びかける。
台湾住民の中には日本語が話せない部族もいたが、「君が代」は国歌として全ての台湾人が歌えたため、全台湾人共通の合言葉として「君が代」を歌い、歌えない者（外省人）を排除しつつ行進。
デモ隊のあまりの強さに「皇軍が復活した」と恐れおののく国民党政府、市民に対話姿勢を示して、二・二八事件処理委員会を成立し、事態の解決を図るように見せかける。




台湾省警備総司令　陳儀
「台湾人が組織的な反乱を起こしました！政治的な野望を持っている台湾人が大台湾主義を唱え、台湾人による台湾自治を訴えている。これは台湾独立を企てた反逆行為です。このような奸黨亂徒に対し武力をもって殲滅するべきです。」




1947年3月　南京国民政府
陳儀の電報を受け、蒋介石は第21師団と憲兵第四団、兵力約13,000名を台湾に派遣。

1947年3月8日　台湾基隆市
劉雨卿指揮下の第21師団が上陸開始。台湾市民の反乱を大規模弾圧。
軍の一部は一般市民にも無差別的に発砲、国民党軍が2週間ほどで台湾全土を制圧。




高砂義勇隊を含む台湾籍の旧日本軍人や学生の一部は、旧日本軍の軍服や装備を身に付けて、国民党軍を迎撃、善戦するが、最後には力尽きた。




1947年3月14日
国民党警備総司令部が粛奸工作開始
日本統治時代に高等教育を受けたエリート層を次々と逮捕・投獄・拷問、その多くを処刑（約28,000人）。
市民に対し、北京語を上手く話せない者は全て逮捕、針金を手に刺し込んで縛って束ね、「粽（チマキ）」と称してトラックに載せ、麻袋に詰めて基隆港に投げ捨てる。




苦境に陥った台湾の人々は以下のような噂をささやいて日本の救援を待った。
「日本軍は必ず救援に来る。」
「あの強力な軍隊が元同胞である台湾人を見捨てるはずがない！」

※しかし当時GHQ占領下にあった日本。台湾の人達の最後の希望である日本軍は既になく、台湾の人々の悲痛な叫びが日本に届くことはありませんでした。




1949年5月19日
蒋介石国民党政府、戒厳令発布
国民党による独裁体制は、1987年に戒厳令解除されるまでの38年間に及ぶ。
政治活動の取締り、親日派市民への弾圧は続けられ、2.28事件は隠蔽、忘却されていく。




「民主化と中国軍事恫喝　台湾、光と闇」


1996年3月　総統就任演説
李登輝総統
「本日のこの祝賀会は、いかなる一候補者の勝利を祝すためではなく、また、いかなる一政党の勝利を祝すためでもありません。それはわれわれ2,300万同胞が民主を勝ちえた共同の勝利を祝すためであります。それは、台湾・澎湖・金門・馬祖において、人類の最も基本的な価値のある━自由と尊厳が肯定されたことに歓喜するためであります」




1999年7月9日　ドイツテレビ局幹部インタビュー
李登輝総統
「中国と台湾の関係は特殊な国と国の関係です。決して合法政府と反乱団体、中央政府と地方政府といった「一つの中国」における内部関係ではなくなっている。したがって北京政府が台湾を「離反した一つの省」と見なしているというのは、まったく歴史的および法的な事実を踏まえたものとなっていない。」




朱邦造　中国外務省報道局長
「李登輝は就任以来、（台湾）島内の多くの民衆の反対を顧みず、金銭での買収やワイロなど※1卑劣な手段で祖国の分裂活動を進めてきた。国際的に「一つの中国、一つの台湾」の作り上げを図ったうえ、大胆不敵にも両岸関係を「国と国との関係」と位置づけたことは、火遊びの道を突き進むものだ。両岸関係の改善に重大な影響を与えるほか、台湾海峡の情勢安定への影響と、中国の平和統一を危うくするものである。われわれは李登輝と台湾当局に告げる。国家の主権、尊厳維持と領土保全に対する中国政府の固い決心をみくびってはならない。分裂に反対し、台湾独立に反対する中国人民の勇気と力をみくびってはならない。」

※1、李登輝総統は2013年11月に収賄罪で起訴されましたが、起訴内容が虚偽ばかりで台北地方裁判所は無罪判決を出しています。




2005年3月14日
中国、全国人民代表大会(第10期第3回)で反国家分裂法を成立。

※反国家分裂法とは
台湾の独立阻止を目的に採択した国内法。第8条に「もし台湾独立分子が台湾を中国から分裂させる重大な事態になれば、非平和的手段を取ることもある」と明記されている。賛成2896票、反対0票、棄権5票で可決され、台湾が独立の動きを見せれば、武力統一も辞さないという中国当局の台湾侵攻の野心が伺える。




2008年3月18日
温家宝　中国元首相
「台湾における国連加盟を求める国民投票は、台湾と大陸が同じ『一つの中国』に属する現状を変更するものであり、両岸関係に衝撃を与え、台湾海峡情勢に緊張をもたらす。（台湾の前途は）台湾の同胞を含む全中国人民によって決定されなければならない。台湾を祖国から分裂させる行為は目的を達することはできず、必ず失敗に終わる。」



2008年3月22日
2008台湾総統選挙　民進党敗退
国民党58.4％
民進党41.5％




2008年3月19日
馬英九　国民党総統候補
「中華民国は主権の独立した民主国家である。台湾の前途は2,300万の台湾住民によって決定されるべきで、中共（中国共産党）の干渉は許さない。温家宝の発言は横暴、傲慢、愚かであり、台湾2,300万人の主流民意を無視したものだ。われわれの政策は、台湾を主体とし、国民に対し有利なものである。この精神の下に、『統一しない』、『独立しない』、『武力行使しない』の『3つのノー』が最も台湾の主流民意と両岸関係の要求に適している。
国連復帰は台湾2,300万人の共通の願望であり、引き続き努力を続ける。台湾経済にとって両岸はその一環に過ぎず、われわれは世界と連結しているのであり、両岸だけなのではない。もし中国当局が引き続きチベットの人々の鎮圧を続け、チベット情勢が今後悪化した場合、私が中華民国総統に当選したら、2008年北京オリンピックへの選手団派遣中止も排除しない。」




2008年3月19日
謝長廷　民進党総統候補
「『一つの中国』原則を強調し、台湾の前途は両岸の人民によって共同決定されるという温家宝の談話は、新鮮味がなく、一貫したものだ。もし軟弱、無知であれば、中国の要求はさらに増え、台湾人の損害がさらに増えることになる。私の立場は簡単ではっきりしている。台湾は主権独立国家であるということだ。だからいま総統選挙を行っている。台湾の前途は台湾の国民によって決定されるもので、両岸人民が共同決定するものではない。」



2012年1月14日
2012台湾総統選挙　民進党敗退
国民党51.6％
民進党45.6％







2013年3月13日
安倍首相
「3月11日の東日本大震災慰霊式典に「台湾の代表の取り扱い」を理由に中国が欠席いたしました。昨年行われた慰霊式典では、台湾の代表は招待され出席していたにも関わらず名前すら読み上げられませんでした。 震災発生時、台湾は世界のどの国よりも多額の200億円を超える義援金を贈ってくれた大切な日本の友人です。台湾の人々の気持ちを傷つける非礼な対応でした。今年はこの対応を改め、台湾に対し感謝の意を込めて「指名献花」をしていただくことにいたしました。
このことに対して中国が代表を送らなかったことは大変残念なことであります。しかし私達はこれからも礼儀正しくありたいと思います。そして多くの支援をいただいた台湾をはじめ全ての国に対して、感謝の思いでいっぱいであります。」


↓安倍首相の上のコメントを読んだ台湾の人達の感想

ありがとう日本，日本頑張れ，私は台湾人!

台湾人です 日本は暖かい国ですね！
感動しましたTT
ありがとうございました！

ありがとう安倍首相！！ ＼(^o^)／

他の国は気にしないが、日本は丁寧なままにしてください。

私は台湾人です。
皆さんの感謝の気持ちを台湾人に伝えさせていただきます。

私は台湾人です 私は中国人ではありません。
日本は頑張って、台湾も頑張ります。日台友好。

私は香港人です。台湾は台湾。香港は香港。俺たちは中国ではない!!

日本は台湾の事を覚えていてくれてありがとう。

私も台湾人です！
日本人は台湾が好きのように台湾人も日本が好きだよ！
今度野球の試合のおかけで、日本と台湾の仲がもっとよくなったのが良かった( ´ ▽ ` )ﾉ
一緒に頑張ろう

安倍総理様誠にありがとうございます。
私は台湾人です。

日本～頑張って！
いつも応援する(^ ^)

台湾人として誇ってます。

感動，感謝！日本頑張れ！

台湾人です。
日本、頑張って！
安倍総理、万歳！

ありがとう首相..台湾を支持してくれて。

日本頑張って、台灣頑張って、世界平和頑張って！

首相の安倍晉三さんの発言は心に響きました。

私は日本も台湾も好き。安倍総理も。

すごく感動します、日本頑張れ～応援します。

日本がんばって^_^（台湾人です，日本語は分かりません＞＜）

台日の友好が永遠に続きますように！
ありがとう！

最近1年で関西に5回行きました。
途中で道を尋ねた時に日本人に優しくしてもらいました。
私が台湾から来た事も関係がありました。
あの時助けてくれた日本人ありがとう。

台湾人は正直です（≧∇≦）

私たち台湾人にとって、日本も大切な友人です。
2年前震災の日、一人で帰宅難民になって、その時感じた日本人の優しさ、一生忘れないと思います。
これからも国と国じゃなくて、台湾人と日本人で助け合って、支え合って、仲良くしてください。東北のみんなも頑張ってください。

日本と台湾はずっと仲良くしましょう。

安倍首相の支持にお礼を言います。

台湾人です。日本、頑張って！安倍総理、万歳！

日本 &台灣 一緒に頑張りましょう！！^_^

こんにちは、僕は台湾人です。
実は、台湾は日本にたくさん助けてをもらいました。
921震災の時、日本も台湾を支援しました。
日本、ありがとう！
最近台湾と日本は政治の問題がありますけど、友達の関係は永遠変わらない。

地位はそんなに相応しくないけど、安倍首相と外祖父はいつも親台湾、台湾をよく思ってくださいます。私も外祖父から日本のことを教わって、外祖父の日本の想いを継いで行こうと思っております。




李登輝　元台湾総統　2013年5月2日
「馬総統と中国はともに「92年コンセンサス」を主張するが、私がこれまで何十回も公の場で話したように、そのようなものは存在していない。メディアも何度もそう報じたし、それらの映像はネットでも見ることができる。海峡交流基金会理事長として参与していた故辜振甫先生も「そのようなものはない」と言っていたし、蘇起氏もそれは「自分が創作したものだ」と認めていた。しかし馬総統は「92年コンセンサス」を絶えず持ち出し、台湾民衆を騙そうとし続けるのは、「ウソも百回言えば真実になる」と思っているからか。
台湾人よ！このような総統の無能で欺瞞に満ち、主権を放棄する姿を見てほしい。だから私は「棄馬」をしてはじめて、「保台」ができると言っているのだ。」

※棄馬保台とは　
馬英九を切り捨てて台湾を守ろう、という意味です。

※92年コンセンサスとは　
台湾にとっての「中国」は「中華民国」のことで、中国にとっては「中華人民共和国」だが、「台湾も含めて中国は一つ」という点では違いがないのだから、政治問題化を避けて交流を進めよう、という合意。1992年に中台交渉関係者が口頭で交わしたとされる。国民党は中国と合意済みとしているが、民進党はこの合意の存在自体を否定している。




2013年9月11日
中国軍、大規模軍事演習「使命行動-2013A」
台湾の対岸にある福建省に司令部を置く陸軍第31集団17,000名が主力。
海軍の東海艦隊と南海艦隊、そして南京軍区に属する空軍も主要な兵力として参加。
福建省の東山島には短距離弾道ミサイル(SRBM)1000基以上を配備。




2014年3月18日
※太陽花公民運動　ひまわり学生運動
馬政権が「海峡両岸サービス貿易協定（2013.6.21調印）」により両岸（中国と台湾）の経済的統合へひた走るのを見て、「台湾の中国併合」への危機感を募らせた学生らが同協定批准を阻止するべく、立法院議場を23日間に渡って占拠した事件。当時、運動支持者が届けたヒマワリが運動の名前の由来となっている。民進党は学生らによる運動を支持し、周辺では「50万人」という支援デモも行われた。協定は現在も批准されていない。後の香港の学生デモにも影響を与えたとされている。

※ひまわり学生運動と海峡両岸サービス貿易協定については以下の動画がわかりやすいです。







2014年3月30日
台北市　台湾総統府付近
ひまわり学生運動支援デモ開催、参加者50万人が集結。







2014年9月24日　国際儒学大会開会式
習近平国家主席
「自己の文明と違うからといって心良く思わずあらゆる手段で改造したり、同化させようとしたり、甚だしくは自己の文明が取って代わろうとしたりしてはいけない。歴史は繰り返し証明しているのはいかなる方法であれ強制的な手段で文明の差異を解決しようとしても成功はしない。返って世界文明に災難をもたらすということだ。
国家統一と中華民族の長期発展という重大問題に関しては我々は旗幟鮮明であり、いかなる妥協も動揺もありえない。1949年以来両岸は未だ統一していないが一つの中国に属しているという事実は変わっていないし変えることはできない。いかなる国家分裂の行為も我々は許容しない。歴史は既にそしてこれからも証明するだろう、台湾独立に未来はない。」




2014年11月29日
総統選の前哨戦台湾統一地方選、与党の国民党が歴史的とも言える大敗。

※この選挙は2016年の次期台湾総統選の前哨戦とも位置付けられている選挙で、次期台湾総統選の行方を伺う重要な指標となります。



習近平国家主席
「これまでの国民党一辺倒（支援）は台湾人民をさらに共産党から遠ざけただけではないか。対台湾工作を全面的に再検討せよ。」



2011年9月
世論調査　行政院大陸委員会
「三不　不統（統一しない）、不独（独立しない）、不武（武力行使しない）」原則
支持74.8％
不支持16.6％

2014年8月
世論調査　新台湾国策智庫（民進党系）
米国が台湾関係法に基づき台湾防衛を行う際、日本が集団的自衛権を発動するのを支持しますか？
支持59.4％
不支持28.4％

集団的自衛権の行使容認を知っていますか？
知っている37.2％
知らない62.4％



2015年2月15日
台湾次期総統選挙（2016年1月）に民進党の蔡英文主席が立候補を表明。







2015年3月29日　「旅北台南六甲同郷会」会員大会
蔡英文
「民進党の態度はずっとはっきりしている、アジア太平洋の一員として、台湾は本来地域の平和と安定を維持する義務がある、私達はこの過程に参加したいと思っている、またこの地域の他の国家が我々をもっと支持できるよう希望する。」




2015年5月4日　北京人民大会堂
習近平国家主席
「両党（中国共産党、台湾国民党）の努力で台湾独立志向の強い民進党政権下の戦争に直面する瀬戸際から平和に変えてきた。両岸（中台）関係は新たな節目に来ている。台湾が中国の一部であることを認めれば、政治的相違を解消するために対等な対話ができる。民進党の「一つの中国、一つの台湾」を掲げたりすれば平和も発展も維持することはできない。」





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50年の日本統治の後、大東亜共栄圏の理想と夢から取り残された台湾の苦難の歴史を取り上げてみました。
日本統治世代を懐かしむ年配の人々、戦後以来の台湾悲願の真の独立にあと一歩というところまできた若い人々。その裏で暗躍する蒋介石の残滓とかの国による台湾併合の野心。

2016年に次期総統選挙が行われますが、蒋介石の上陸以来続いてきた国民党と外省人優勢の時代は終わりを迎えて、台湾は民進党が施政権を持つことになります。かの国に迎合し、ひまわり学生運動で市民からノーを突きつけられた馬英九政権は完全に民心を失いました。
台湾統一地方選の結果を見ればわかりますが、もはや国民党に勝ち目はありません。2016年からは蔡英文氏が台湾の新総統になる可能性が非常に高いです。




ただ、ここで焦点となるのが、台湾独立志向の強い民進党が本格的に政権を執ることになれば、反国家分裂法に基づいて、かの国が台湾に軍事侵攻を仕掛けるのは明らかです。

李登輝元台湾総統も過去に言っていましたが、台湾は日本の生命線です。軍事的に台湾が、かの国の手に落ちると中東からの長大なシーレーンは寸断され、フィリピン東部の広大な海域の制海権も奪われ、原油の確保に苦しんだ戦前の悪夢が再来することになるでしょう。

今回は戦後から現在までの台湾の歴史と取り巻く状況を取り上げてみましたが、次回後編では、台湾と日本がどのような未来をたどるのか、それを見ていきたいと思います。





ひと目でわかる「日中戦争」時代の武士道精神

米国による核戦争 第三次世界大戦未遂事件

「米露覇権の確執」


2009年10月10日　オスロ
オバマ大統領
世界はもはや二大核超大国間の戦争の脅威におびえることはないだろうが、核拡散は破滅への危険を増しているだろう。
暴力は決して永続的な平和をもたらさない。社会的な問題を何も解決せず、もっと複雑な問題を新たに作り出すだけである。キングのライフワークを引き継ぎここに立つものとして、私は非暴力の道徳的な力を信じる証言者だ。




2014年3月24日　第3回ハーグ核安全保障サミット
オバマ大統領
「ロシアは隣国に脅威を与える特定地域の強国です。ただそれは本当の強さとは呼べず、弱点の裏返しとも言えるのです。ましてや米国にとって、ロシアは脅威と呼べるだけの国ではありません。マンハッタンが（テロリストに）核攻撃される可能性の方が今の米国にとっては脅威なのです。」




2015年1月28日　米国バージニア州
ヘーゲル元国防長官　退任式　最後の挨拶
我々は過ちを犯してきた。そしてこれからも過ちを犯すだろう。しかし我々は、米国最大の強みの一つをしっかりと保持している。それは自らを正す能力と国家体制を備えていることである。米国はシステムを変え、過ちを正し、問題を解決し、やり直すことができるのだ。
ヘーゲル元国防長官、国防省を去る前に、核兵器に対する安全対策を強化。




2015年3月15日
ロシア国営TV 特別番組「クリミア、祖国への道」
プーチン大統領
ウクライナで昨年2月に親ロシアのヤヌコビッチ政権が崩壊し親欧米派が政権を掌握した際、核兵器使用の準備をするようロシア軍に指示した。クリミアというロシア人が住む歴史的領土が危険にさらされているのを放っておくことはできない。最も好ましくない事態の進展にも対応する用意があった。編入に際してはロシア軍2万人以上を動員し、大量の地対空ミサイルなどで半島を要塞化。特殊部隊や海兵隊も投入した。
ウクライナの政変は米国が操っていた。政変前にウクライナの民族主義者の訓練などがポーランドやリトアニアで行われていた。クリミア編入を決意したのは昨年2月にウクライナで政変が起きた直後だ。








「黒海電子戦」

2014年4月10日　黒海中立水域




米ミサイル駆逐艦ドナルド・クックが単独で侵入。




これを受けてロシア、Su-24戦闘機（非武装）を発進。




米駆逐艦AN/SPY-1Dレーダー、接近するSu-24を探知、戦闘警報発令。




米駆逐艦搭載のイージスシステムがSu-24飛行コース計算中…
画面が突然フリーズ。ミサイル発射不能に陥り、無力化。




Su-24が無力化した米駆逐艦の上空を通過、旋回後対艦攻撃体勢をとり、仮想の対艦ミサイル攻撃を12回にわたり実施。
この間、米駆逐艦はイージスシステム復旧を試みるも復旧できず。

※もしこのときにSu-24攻撃機がASMを搭載し、発射していたら、米イージス艦は一切反撃できず海の藻屑となっていました。




米駆逐艦、ルーマニアのコンスタンツァ港へ緊急寄港




「バルト海電子戦」


2015年3月中旬
米軍空母と戦闘護衛艦が北方艦隊の作戦海域に向かっているところをロシアが探知。




プーチン大統領「バルト海に接近した米空母を無力化させよ。」




ロシア北方艦隊第24艦隊の3隻の原子力（アクラ級）潜水艦搭載のフロート式の重力磁場兵器（イランのEMP応用兵器）によって、スクランブルを受けた艦載機の発進ができず、空母セオドア·ルーズベルトが退却。


※もしこのときにロシア原潜が空母セオドア·ルーズベルトに魚雷を放っていたら、艦載機を1機も出撃させることなく沈んでいました。




バルト海から撤退してきた空母セオドア·ルーズベルトがイギリスのストークス湾に入港。
不意に入港した空母を見に来た何万人もの見物客が川沿いを埋め尽くす。




「地獄への扉を開いた米国」

ロシア対外情報庁（CBP）報告



2015年2月　ロシア諜報トップとの会談
オバマ大統領「戦争を止めることはできない。」


2015年3月16日
オバマ大統領
ロシアに向けて、イギリスの奇襲攻撃と連携して核の先制攻撃を行うために、核兵器発射コード（PALコード）を送信するように指示。




国防総省
ロシアに対する限定的な核攻撃を行うため、米海軍第1戦略通信航空団にミサイル発射コード送信命令。




PAL（Permissive Action Link）とは　 核兵器、特にNATO（北大西洋条約機構）加盟国の共同管理下にある核兵器が米国大統領の許可なく使用されることを防止するため、8桁の発射パスコードを入力するための装置。この発射コードは数十年にわたり、通称「フットボール」と呼ばれる書類かばんに入れられて、常に大統領が携行してきた。 元発射担当者の話によると20年もの間、米戦略軍の将官たちは発射コードをすべて「00000000」にリセットして、許可を与える機会が大統領にあるかないかにかかわらず、ミサイルの使用準備が確実にできるようにしていた。




米海軍第1戦略通信航空団司令　ヘザー・E・コール大佐
発射コードを送信せず。国防総省の命令を拒否。

2015年3月17日
核攻撃を阻止、命令違反のヘザー・E・コール大佐を解任、逮捕。
サンディエゴ米海軍航空基地に収監される。





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今月、どうも世界核大戦、地球上が地獄になるシナリオが紙一重で回避されていたようです。

米国のヘザー・E・コール大佐は世界、地球そのものを救った英雄です。解任、逮捕とかとんでもない。自分のキャリアを捨てる覚悟で、自分の命さえ危険にさらしてまで核攻撃を阻止した自国の英雄に米国は深く感謝して崇めてもいいくらいです。オバマさん、コール大佐にお手持ちのノーベル平和賞を贈られてはいかがですか？

どうやらオバマさんには相当ヤキが回っているようですね。背後の存在から強制されたのか、うるさいのか知りませんが、核を使うしかないと考えた時点で既に戦争に負けていることに気付いていないのは哀れです。
今回の電子戦で、米国とロシアの軍事的な勝負付けは終わりました。

プーチンさんへ。日本には「漁夫の利」ということわざがあるのですが、ご存知ですか？
Две собаки дерутся за кость, а третья убегает с ней.
ロシアにも上のようなことわざが、あるようですね。
泥沼で2頭の虎が死闘を演じれば、勝ったほうも無事では済まず瀕死の重傷を負います。そんな瀕死の虎を襲うのは野犬でもできます。怖い2頭の虎がいなくなったら、野犬にとっては千載一遇のチャンスです。
南からアムール川を越えて、ザバイカル方面へ進撃し北上、広大な油田、ガス田を一挙に手中に収めに来るでしょう。もしロシア軍が強敵との死闘を繰り広げて機能不全に陥った後、あの国の司令官が当方なら必ずそうします。
その理由から米国との総力戦は避けられたほうがよろしいでしょう。

安倍さんへ。今回のクリミア編入、ウクライナ危機などの一連の件について、ロシアだけに責任があると思いますか？　もしそう思っているならまだまだ修行が足りませんね。「オレンジ革命」「ウクライナ騒乱と国内のネオナチ」をキーワードにもっともっと勉強してほしいのです。この勉強が完全に終わらない限り、日本は米国の属国であり続け、世界の中で公正中立に存在できる日は永遠に来ません。



ただただ、当方は身命を賭して勇気ある行動を取られたヘザー・E・コール大佐の行方が気がかりです。







王道の日本、覇道の中国、火道の米国

イスラム国(IS)の大罪人 アッラーの掟に背く不信心者達

「イスラム教の預言」


1400年前
イスラム教の預言者　ムハンマド・イブン＝アブドゥッラーフ・イブン＝アブドゥルムッタリブ
「終末の日が近くなると、東から黒い旗を掲げた者たちがやってきて、“救世主”を名乗るだろう。しかし、彼らは救世主ではない。彼らは消滅する。それを追う者たちは地獄に落ちる。」



「コーラン　アッラーの教え」



物語章（アル・カサス）　マッカ啓示77節
「アッラーがあなたに与えられたもので、来世の住まいを請い求め、この世におけるあなたの（務むべき）部分を忘れてはなりません。そしてアッラーがあなたに善いものを与えられているように、あなたも善行をなし、地上において悪事に励んではなりません。本当にアッラーは悪事を行う者を御好みになりません。」



偽信者たち章（アル・ムナーフィクーン）　マディーナ啓示1-6節
1．偽信者たちがあなたの許にやって来ると、「わたしたちはあなたが、本当にアッラーの使徒であることを証言する。」と言う。アッラーは、あなたが確かに使徒であることを知っておられる。またアッラーは、偽信者たちが真に嘘言の徒であることを証言なされる。
2．かれらはその誓いを（悪行のための）隠れ場として、アッラーの道から（人びとを）妨げている。本当にかれらの行うことは、憎むべきである。
3．それは、かれらが一度信仰して、それから不信心になったためで、かれらの心は封じられ、そのためかれらは理解しない。


4．あなたがかれらを見る時、かれらの（立派な）風体に感心するであろう。かれらが語れば、あなたはその雄弁な言葉に魅せられる。だがかれらは、（何の知識もなく何を言っても分らない）壁に寄りかかっているただの材木のようなものである。かれらはどの叫びも、自分たちのことをいっていると考えている。かれらは敵である。用心しなさい。アッラーよかれらを滅ぼして下さい。何とかれらは（真理から）逸れたことよ。
5．かれらに向かって、「来なさい。アッラーの使徒が、あなたがたのために御赦しを祈るであろう。」と言うと、あなたはかれらが顔を背けて、傲慢に背を向けて去るのを見よう。
6．あなたがかれらのために御赦しを祈っても、また祈らなくても、かれらにとって同じである。アッラーは、決してかれらを御赦しになられない。本当にアッラーは、（アッラーの）掟に背く者を御導きになられない。





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イスラム国上層部の方々へ
イスラム教の聖典である「コーラン」を初めて読んでみたのですが、イスラム国の上層部は人々に対して「ジハード」と騙し、単なる殺人を指示、強制し続ける「悪事を行う者」であり、悪行を重ねながらも唯一絶対神であるアッラーの名を妄りに語る「偽信者」ですね。

わかっていますか？
「偽信者」のこれまでの行動に対して、偉大なるアッラーは大変お怒りです。
「偽信者」は不信心者です。イスラム国上層部は不信心者であり、アッラーの敵であるということです。
分かっていると思いますが、アッラーは、決してあなた方を御赦しになられません。
イスラム国上層部はアッラーの掟に背く大罪人です。
また、預言者ムハンマドもあなた方は「地獄に落ちるだろう。」と予言されています。

それと勘違いしているようですが
偉大なるアッラーは寛容にして慈悲深くあられます。
あなた方は極めて不寛容で排他的、慈悲の欠片もありません。




ああ、ちなみにイスラム国上層部だけでなく、無差別空爆で罪の無い人に対して、「そこにいるのが悪い」みたいな幼稚な発想で"巻き添え殺害"になっても平気で指示している人間も「悪事を行う者」なので。
偉大なるアッラーは、決して御赦しになられないでしょう。




アメリカはイスラム国に勝てない

イスラム国（IS） イスラムの人々の憎悪の連鎖の果てにあるもの

2015.1.25　追記更新しました。

「イスラム国（IS）の台頭」


2014年6月
ISIS組織が「イスラム国（IS）」樹立を宣言。指導者のアブー・バクル＝バグダディを「カリフ」に選出。

※カリフ イスラム創始者である預言者ムハンマドの後継者という意味。選出されたカリフは、全てのイスラム教徒の指導者となる。




アメリカ人ジャーナリスト　ジェームズ・フォーリー
「私を殺したアメリカ政府に、愛する人は行動してほしい。私はアメリカ政府の自己満足や罪によって殺されるのだ。」




2014年7月4日
アブー・バクル＝バグダディ
「真にアッラーは力強く、その栄位は讃えられ、アッラーの敵との戦いにおいて、彼は信徒に成功を与え、彼らが目的を達成できるよう、権能を与えた。」



「イスラム国（IS）の人々」


「あなた方の指導者、アブー・バクル＝バグダディはフセインの子孫であり、預言者の一族である。私達は預言者の家系を愛するべきだ。彼をサポートするために、金を払い、命を捧げ、自らができる全てのことをしなければならない。慈悲深き神の名において、我らは忠誠を誓う。我らは忠誠を誓う。忠実な信者たちの王子、そしてイスラム教徒のカリフへ。アブー・バクル＝バグダディ　アッラーは偉大なり！」




「死ぬ前にカリフに忠誠を誓わなければならないと、預言者は言った。神に感謝を表して、カリフであるアブー・バクル＝バグダディの言うことを聞き、従うことを誓う。私達は彼と彼の兵隊の一員、イスラム国のための戦闘員となり、「アッラー以外の神はいなく、ムハマッドは神の使いである」という旗を掲げることを願う。」




「私はイスラム教のカリフを樹立するために、忠実な信者たちの王子、アブー・バクル＝バグダディに、忠誠を誓いに来ました。」




イスラム国報道士官　アブー・モサ
＿＿＿＿＿＿あなたには家族と過ごす休養の時間はないのですか？
「正直に言うと、無い。私の場合は無い。ここ数回の祝日のお祝いのとき、子供達に、スイーツは買わないと言った。ダラーとホムスの子供達もお祝いできるようになるまではね。家には楽しみのためには帰らない。重要な時か、病気の時にしか帰らない。いや、帰らない。全く帰らないね。家族は正直に言うと、最も重要ではない。それよりも大事な目的がある。もし私達みんなが家で家族と過ごしていたら、誰もイスラム教徒を守らない。」

「私達は戦闘員だ。私達は苦難を望むんだ。誓うよ。幸せな人生だとか旅だとか、そういう正反対のものは神から遠ざけられるので望まない。苦難な状況にあればあるほど、より神に近づける。」




ベルギーからイスラム国に来た親子




「神許したまわば、カリフは樹立された。よって、あなたが私達を侵略したように、私達はあなたを侵略します。あなたが私達の女性を捕らえた様に、私達はあなたの女性を捕らえます。あなたが私達の子供達をみなしごにしたように、私達はあなたの子供達をみなしごにします。」




「…。アッラーは偉大なり。兄弟よ、私は神に誓う。私は言葉に表せない程の喜びの中で暮らしている。」




「私達にとって、この世代の子供達こそがカリフの世代だと信じています。神許したまわば、この世代の子たちは不信心者や背教者、アメリカ人とその同盟国と戦います。神許したまわば。子供達には正しい考え方が植え付けられています。皆、イスラム国を築くために、そして神のために、心から戦いたいと思っています。」











イスラム国に丘陵地帯で包囲されるヤジディ教徒




オバマ大統領
「この山稜地帯のような状況で、数え切れない罪なき人々が虐殺と対面しているとき、そしてそこに何らかの手立てがある場合、アメリカ合衆国はこれを無視することはできない。」



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＿＿＿＿＿イスラム国の旗の「黒」は、地獄の果てにある今も増幅する悲しみ、無念、怨念、恨み、憎悪
愛する人を奪われた孤独な者達の、あの世へ行く前に最期に復讐する為だけに生きる覚悟の色＿＿＿＿＿



本当は、これ関連の記事はもっと後に書こうと思っていたのですが…。

当方は大義のないイラク戦争開戦前に、「これから数十年に渡ってイスラムの人々の憎悪の連鎖が続く。」と以前の日記帳ブログに予言しておきましたが、非常に残念ながら、その通りになりましたね。
当時は当方一人だけが開戦に反対して、誰も聞く耳持っていなかった。
戦線を縮小しようと頑張っているオバマさんには非常に気の毒ですが、前政権が残した悪夢のような"尻拭い"は大統領を退任するその日まで続きます。オバマさんの次の代の大統領になってもずっと続いていきます。

オバマさん、恨むなら、恨む相手はイスラム国ではなく、前政権を踊らせ、イスラムの人々の流血をもって自らの私腹を肥やそうとした米国の背後に控える"存在"を恨んでくださいね。




とは言え、当方は個人的にはオバマさんのことは嫌いではないから、言っておきます。
イスラム国の直接攻撃を一旦控え、米地上軍を使って、迫害されるイスラム教徒以外の避難民を救出、保護することに専念するのです。日本の自衛隊のように"専守防衛"です。イスラム教徒以外としたのは、イスラム教徒なら彼らはそれなりに待遇するから、危害の心配がないからです。そしてイスラム国の侵攻が予想される都市の防備を固め、避難民を誘導し戦線を膠着させ、冷却期間を置くのです。
大事なのは敵勢力であっても、人々の恨みをこれ以上増殖させないことです。




安倍さん、今回の中東旅行は授業料が高くつきましたね。「これから数十年に渡ってイスラムの人々の憎悪の連鎖が続く。」ことで未来の多くの日本人が亡くなる事を未然に予防するためなら236億円は安いとは言っておきます。
人の恨みを進んで買って、イスラム文化圏の日本に対する良いイメージを損なわないように。



1/25　追記
100年後の歴史書にはこう記されているかもですね～。

「一言に「テロ」と言っても、小さいものもあれば、世界最強を自負する国家が陰で進める巨大凶悪なテロもありましたとさ。」

とね。オバマさんも、もう少し頭がいいと思っていたのですが・・・どうやら当方の買いかぶりだったようです。


ところで。
例の写真、何かおかしくないですか？
5ヶ所不自然な部分があります。わかりますか？

安倍さん。本当に気をつけて下さいよ。ねえ？
"欧米かぶれ"もほどほどにしてください。




あの音声も後藤さんが、出発前のビデオで"My name is～"の表現なのに、あの音声では"I'm～"
と表現変えてる。随分と短期間に英語を上達されたものです。
英語を母国語にしている人は"My name is～"という表現を使わない。使ったら笑い話のネタになりますのでね。
声紋を取ればね、その声紋で音声なんて合成できるんですよ。
だから、聞けば後藤さんの声ではないとわかるが、専門家（？）の声紋分析では99.9％後藤さんの声である、ということが起こるんですよ。
イスラム国がそのあたりの技術を持っているかどうかは知りません。自作自演大好き国家はそのような技術を持っているようですけどね。

まあ、あくまで可能性論としておきましょう。



鬼畜米英 がんばれサダム・フセインふざけんなアメリカ!!

日本の荒廃の運命を決める戦後レジーム脱却の成否

まずは以下の2つの動画をご覧ください。

前編



後編





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上の動画は当方が2020年代の現実で最も可能性が高いと見ているシナリオです。
自衛隊がここまでの強さを発揮できるかどうかは今後の備え次第でしょう。
前編はオマケで、特に重要な内容は後編です。核武装は要らないですが。

かの国との友好ですか？谷垣さんや福田さんには悪いですが、安倍さんも。幻想を見ている。
70年の時を我慢して、先の大戦での逆恨みを晴らす絶好のチャンスが訪れつつあるのに、それをみすみす手放すわけ無いでしょ。
臥薪嘗胆ということわざがあるでしょう？まさにそれです。
かの国は70年間毎日、寝床に薪を並べて背中の痛みと、朝起きてから天井に吊るした胆を舐めてその苦さで恨みを忘れないように日々教育を徹底してきたのです。
虎視眈々と恨みを晴らす機会を狙っています。
現在もこれからも。

かの国の経済が至る所で軋む音が生じ始めています。
一旦崩壊したら、急激に右傾化し出すでしょう。
国内の不満をぶつけるのにうってつけの国が近くにありますので。

え？米国が守ってくれるですか？
諸外国で米国債をどこの国が一番保有しているかご存知ないのですか？
もちろん日本ではありません。
その米国債を「全部売るぞ。」と脅されたらオバマさんも顔色真っ青です。
これが何を意味するかはわかりますよね。


それと最近、またロシアに制裁やっちゃいましたね。
制裁は、国家に対する宣戦布告と同じなんですよ。内容云々の問題ではありません。
でもロシアは日本の足元を見抜きまくっているので本気で怒ることはありません。
もしかしたら、「我々は今まで米国ニッポン州の安倍州知事さんに話しかけていたようだ。」
と思っているのかもしれません。その程度のことです。

ロシアの日本に対する信用回復の方法ですか？
それはとても簡単ですよ。
内閣の閣議で決めればいいだけです。
答えを知りたいですか？

・・・

その方法とは
「全ての制裁を一刻も早く解除すること」です。
欧米よりも"先に"、です。
そして、ロシアのウクライナ東部の和平への取り組みに対して言葉とは裏腹に無視を続け、制裁という形で敵対行動に出た矛盾と不明を詫びるのです。
ただ、それだけです。
簡単でしょう？