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福島第一原発事故と経過の詳細の真実 東日本大震災 [東日本大震災 福島原発]

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東日本大震災と津波、福島第一原発の事故。あれから月日が経ちましたが、あの事故はどのような経緯で大惨事につながったのか、詳細を知っている人は多くないと思いましたので、あのときの出来事を振りかえってまとめてみました。できる限り、中立的、客観的に事実を再現することに努力してみました。



「事故の真実を読み取る為の予備知識」
あの事故を振り返り、深く知るには、あらかじめ理解しておきたい事項を述べておきます。

●原子炉の構造
簡単には、核反応を起こす燃料棒は圧力容器という厚さ15cmのステンレス鋼の容器に収まっています。その外側をコンクリートでできた格納容器が覆っていて、大まかに二重構造をしています。



●発電を止めても冷やし続ける必要がある
他の発電所と違って、原発は発電を停止していても冷やし続けないといけません。理由は発電を止めていても燃料のウランの核分裂は続いていて、通常運転時の1%程度の熱は出し続けているからです。
そのため、原子炉の中の燃料は普段は大量の水を循環させ続けて冷やし続ける必要があります。もし水が循環しなければ、たちまち沸騰して水蒸気になり、燃料の棒は2000℃以上になり溶け始めて辺りのジルコニウム合金やステンレス鋼を溶かし、そのうちジルコニウム合金や強い放射線と水蒸気が化学反応を起こして大量の水素が発生し、原子炉の中の圧力が高まり続けて暴走します。この燃料の溶けたものは、原子炉容器の金属やコンクリートを液体にするほどの熱で、容器に穴を開けてしまうほどなのです。

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●核反応をある程度、ブレーキをかける制御棒
原子炉の中には核分裂の進行にブレーキの役目を果たす制御棒というものがありますが、これは燃料棒の間同士に差し込み操作をすることで核反応の進行を最小限にすることができます。ただし、ある程度までは核分裂を抑えることができるだけで、完全に核反応をゼロにすることはできません。

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●原子炉を冷やすには電気が必要
大量の水を循環させて原子炉に冷たい水を送り続けるためには、復水器という冷却設備やポンプを動かし続ける必要があるのですが、それには電気の供給が必要です。
例外として、非常用復水器という緊急用の冷却設備は冷やすこと自体では電気は不要ですが、やはり操作するために弁の開閉が必要で、その操作は電動です。

●電源設備は水に浸かったらもう使えない
原発に限らずどの設備にも言えることですが、電気関係の設備は特別に防水されているものを除いて、水に浸かるともうそのままでは使えません。



「地震発生からの事故への発展経緯」

●3月11日 地震の揺れ発生
1号機 制御棒挿入(核反応を最小限にすることに成功)
2号機 制御棒挿入(核反応を最小限にすることに成功)
3号機 制御棒挿入(核反応を最小限にすることに成功)
4号機 定期検査中で最初から燃料棒は原子炉から抜き取られ、使用済燃料プールに保管済


●地震後
外部からの電力供給がストップ
送電線の鉄塔1基が倒壊、断線、遮断機など変電設備損傷のため。

1号機 非常用ディーゼル発電機が自動起動、非常用復水器による炉心の冷却開始
2号機 非常用ディーゼル発電機が自動起動、非常用復水器による炉心の冷却開始
3号機 非常用ディーゼル発電機が自動起動、非常用復水器による炉心の冷却開始
4号機 非常用ディーゼル発電機が自動起動、使用済燃料プールの冷却開始

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1-3号機の状態


●地震発生から50分後に津波襲来

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1号機 非常用発電機、電源盤が水に浸かり全てダウン(非常用復水器の弁を閉じた状態時に)
2号機 非常用発電機、電源盤が水に浸かりダウン高圧注水系弁開閉用ポンプのみ生き残る
3号機 非常用発電機ダウン一部電源設備と非常用バッテリー、高圧注水系ポンプのみ生き残る
4号機 非常用発電機、電源盤が水に浸かり全てダウン

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電源関連設備の大半が低い位置にあったため、水が流れ込んで浸水することになった。

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1-3号機の状態

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水没した電源室 2号機


●津波襲来後の24時間
1号機 原子炉内の水蒸発、水蒸気、水素で高圧になり、圧力容器、格納容器損傷、水素漏れ
2号機 高圧注水系弁開閉用ポンプ(電力不要)を冷却に転用し冷却続ける
3号機 非常用バッテリー、高圧注水系ポンプで冷却続ける
4号機 使用済燃料プールの温度上昇

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この時点での1号機の状態

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この時点での2号機の状態

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この時点での3号機の状態

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4号機 使用済燃料プールの位置


●3月12日 1号機爆発
1号機 水素爆発、建屋吹き飛ぶ、損傷原子炉は残るが燃料溶融物が格納容器侵食
2号機 未水没電源盤に電源車で電気供給準備中、1号機爆発でケーブル損傷、使用不能
3号機 非常用バッテリー、高圧注水系ポンプで冷却中
4号機 使用済燃料プールの温度上昇

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1号機 水素爆発


●3月13日 午前2時
1号機 × 損傷原子炉から水素、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
2号機 高圧注水系弁開閉用ポンプ(電力不要)で冷却中
3号機 非常用バッテリー電力切れ寸前、高圧注水系ポンプを停止、冷却できず、水素発生
4号機 使用済燃料プールの温度上昇、建屋内に3号機の水素が流れ込む

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この時点での3号機の状態

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3号機から4号機への水素の流入


●3月14日 午前2時以降
1号機 × 損傷原子炉から水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
2号機 高圧注水系弁開閉用ポンプ(電力不要)で冷却中
3号機 ディーゼル駆動ポンプ(低圧注水)に切替えるための炉内減圧作業難航。水素発生続く
4号機 使用済燃料プールの温度上昇、建屋内に3号機の水素が流れ込む

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この時点での3号機の状態


●3月14日 午前9時
1号機 × 損傷原子炉から水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
2号機 高圧注水系弁開閉用ポンプ(電力不要)で冷却中
3号機 原子炉減圧されたことを確認、消防車の注水開始も燃料溶融侵食、水素漏れ
4号機 使用済燃料プールの温度上昇、建屋内に3号機の水素が流れ込み続ける

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この時点での3号機の状態


●3月14日 午前11時 3号機爆発
1号機 × 水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
2号機 消防車ホース準備中、3号機爆発で損傷、使用不可に
3号機 水素爆発、建屋吹き飛ぶ、損傷原子炉は残るが燃料溶融物が格納容器侵食、放射性物質漏れ
4号機 使用済燃料プールの温度上昇、3号機の水素が流れ込み続ける

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3号機 水素爆発


●3月14日 午後1時
1号機 × 水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
2号機 高圧注水系弁開閉用ポンプ(電力不要)が機能ダウン、燃料溶融、圧力容器損傷
3号機 × 水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
4号機 使用済燃料プールの温度上昇、3号機の水素が流れ込み続ける

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この時点での2号機の状態


●3月14日 午後7時
1号機 × 水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
2号機 消防車注水開始も水素発生、炉内高圧化で格納容器損傷、水素漏れ
3号機 × 水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
4号機 使用済燃料プールの温度上昇、3号機の水素が流れ込み続ける

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この時点での2号機の状態


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※2号機が爆発しなかったのは、1号機爆発の際の衝撃で建屋の側面にあるハッチが開いたために そこから水素がうまく逃げたため爆発に至らなかったようです。


●3月15日 午前6時
1号機 × 水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
2号機 消防車注水冷却中
3号機 × 水素発生、放射性物質漏れ続く、燃料溶融物が格納容器侵食
4号機 水素爆発、建屋吹き飛ぶが、使用済燃料プールと燃料は無事

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4号機 水素爆発



コメント
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今回の事故に見舞われたのは、福島第一原発の1~4号機であり、

5、6号機
海抜がわずかに高く、外部電源を喪失することがなかった。
第二原発
見舞われた津波の高さが低く、地震・津波の後も外部電源、電源設備が使用可能だった。
女川原発
海抜の位置が福島第一原発よりも高いことと、外部電源を喪失することがなかった。

ことを考えると、いずれも電源確保に成功し、冷却を続けることが可能だった点が明暗を分けたと思われます。外部電源を複数確保することと、設計上電源設備などを高階位置などの浸水被害に遭わない位置に設置して、構造を改善することが重要ではないでしょうかね。

今回の事故対応にあたった若い作業員のうち800人以上が既にこの世から去られたと聞きます。
せめて、超危険なものを超危険な状態のまま、横着に使わないで欲しいものですね。
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タイトルをクリックすることで見ることができます。

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福島原発 放射能と健康被害 311東日本大震災 報道されない裏の真実
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福島第一原発収束作業日記: 3.11からの700日間



311のあのときから、著者であり福島第一原発作業員だったハッピーさんがつぶやき続けたものをまとめた本です。実際に現地で事故を目の当たりにした者でしかわからないドラマがそこに記されています。
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福島原発 放射能と健康被害 311東日本大震災 報道されない裏の真実 [東日本大震災 福島原発]

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2011年3月14日 (ロイター)
対面要臨時施設で母親が放射能が検出された娘に話しかけようとしている。
彼女は福島の原子力発電所から避難した後だった。
高レベルの放射能を除染するため隔離された。二本松。



「海外報道より」
海外では、日本のマスメディアでは報道するのが困難な内容を取り上げることができるため引用しました。


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36 Percent Of Fukushima Children Have Abnormal Growths From Radiation Exposure
(Business Insider by Michael Kelley 2012年7月16日)

福島の38,114人の子供たちに超音波検査を実施したところ、36%の子供の甲状腺にシコリや嚢胞が発見された。これは、もちろん福島第一原発由来の放射能による被曝が原因であるが、このように1年もたたないうちに、
これだけ大勢の子供に症状が表れることは、チェルノブイリ事故のときにもなかったし、長崎で被爆した子供たちにおいても見られなかった。これは2012年3月末時点のデータである。



【中東TV局アルジャジーラ取材】原発200k圏内の千葉の医師 2012年
「これほど鼻血、下痢が続く患者を多く診た経験はない」

 医師が福島の放射線を警告している、とのタイトルどおりに千葉県の医師が取材に応じ、 「いままでの医学的な見地からは説明がつかないようなことが起きている」と語っている。 鼻血を出したり、下痢が続いたりする症状の子供を多く診療しており、これまでには経験がなかったという。この医師の勤務する病院は、事故現場から200キロ圏内にあるという。



アメリカの西海岸
「福島原発の放射能汚染の影響とみられる、妊婦の早産、流産、奇形児出産の急増」報道全米の異常出産の増加比率が2.3%であるにも係わらず、ワシントン、オレゴン、カリフォルニアなどでは35%に達している。3月11日以降、5月末までのデータで、こうした異常事態が明らかとなり、原因は日本からの放射能との見方が一般的である。


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福島原発 爆発後、奇形児と問題多い妊娠多発!
2013年2月24日
* ガンダーセン氏
北日本の至る所の人々から多くの事例証拠を得ています。私たちはちょうど先週、2人の姉妹が妊娠していた女性からEメールを受け取りました。1人の子どもは奇形で生まれました。他の子供は子宮の中で死にました。彼女らは原発事故中に妊娠していました。舌に金属の味がして、同種のものすべてだったのだと語りました。したがって、私は、日本政府が適切にそれを説明していないと懸念しています。

中略

・東京に先日行った際に、サンプルを5つ取得しました。
北アメリカでは、非常に放射能が高いのでこれらは、放射性廃棄物とみなされます。

・RT司会:"つまり、あなたは問題があり、政府は幾つもの事実を隠蔽していると言うのですね?"

・日本政府は、原発事故発生時より、情報を隠蔽し、遅らせて出していますね。明らかに、本当の除染のコストは、5000億USドル(42兆円)になるでしょうね。これは福島県だけのものです。県を超えて、汚染は広がっています。先ほど述べたのは、福島原発から250km離れた東京で取得したサンプルなのですよ。



アルジャジーラ(AlJazeeraEnglish)
フクシマでは既に歯や髪の毛が抜けるといった深刻な健康被害が報告されています。「直ちに」影響はなくても長期­的にはチェルノブイリを遥かに超える被害が出ることは多くの専門家が指摘しております。どうか日本マスコミが徹底的に隠す、東電・財界・日本政府・御用学者の推し進めるS­low-Kill Holocaust(やんわりとした見殺し)の真実を知ってください。広めてください。




「関東地方での健康被害」
放射線による被害は福島だけではありません。
うまく隠蔽され、日本のマスコミが報道しない、個人のツイッターでの真実の情報です。


某Twitterユーザーより
震災後、私の周りはベビーブーム状態なのですが、5月半ばから流産報告が続いています。昨日で3件目。全員いわゆる「安定期」を越えて母子手帳交付済み@東京近郊です。安定期を超えて流産の報告をこんなに聞いた事がないので、なんだか恐ろしく思っています。

東京で。。。かなりショックです。妊婦さんはが逃げなきゃなんないのは、福島だけじゃないんですね。あたしの経験でも安定期で流産とか聞いたこと殆どないです。


某Twitterユーザーより
「ハーバード大医学部を卒業した産婦人科医師と話す機会がありました。最近の流産の多さはあり得ないそうです。福島だけでなく、東北、首都圏の現実を声を大にして言いたいそうです。危険だと‥でも、圧力が凄いとの事‥守るべき物は何なのか、選択するのは個人の自由。でも知らされないとそれさえも‥」


某Twitterユーザーより
2011年4月15日 千葉市川の高校で、今日3人鼻血を出したのを目の前で見たと娘から聞きました。


某Twitterユーザーより
東京在住のワーキングマザーです。3月の末に鼻血が出ました。25年花粉症ですが初めての鼻血でビックリしました。今は娘と静岡に疎開している為か鼻血・血豆ともにありません。来週には帰京する予定ですがどうしたものか悩んでいます。



「福島での健康被害」
福島での健康被害に関する真実の情報です。
鼻血が出る症状は急性の放射線障害の症状のひとつと思われます。

2013-03-23 某HPより
私のもとに、福島県の看護婦と称する方より一本の電話が入りました。
「先生、福島では妊婦の15人の内12人が奇形児を出産しています」
「医師会は、甲状腺癌、小児癌にしても、放射能との因果関係を全て隠蔽しています」
「福島の医療業界は以上です」
という内容のものでした。

勿論、私も色々と情報を得てはいましたが、妊婦さんの15人のうち12人が奇形児を出産していた
などとは、思いもよらない数値の高さに驚いてしまいました。



某HPより
2012.3には、私の手元に次のような投書が来ています。
奇形と分かったご家庭には、保健師をはじめ次々と何人もで訪ねてくること。
妊娠中に突然、胎児の頭部が大きくなり、堕胎をすすめられた方。

口唇裂の赤ちゃんの診察のために病院に出かけた際、
「ひとに見られたくない、聞かれたくない」
とひと目を気にする方には、病院の方から
「お宅だけじゃないですよ。気にしなくても大丈夫です」
と声がかけられること。

実際、おなじ事情に苦悩する患者さんご家族どうしが、「ごろごろと」隣り合って病院にいること…等々。とうぜんですね。隠すしかありませんから。今最も奇形児が多いとされている イラクファルージャでも科学的評価では、念に数例しか奇形児は生まれてこないことになっているのですから。常識から考えると、おかしな報道は他にもたくさんあります。



某HPより
福島県いわき市の元教員
「昨年いわき市の小学校で身長が1センチも伸びていない子が多い。異常である」
2013-07-25
「例えば身長なんかもですね、あの~ 毎年3回測るんですけれども
体重が増えていない、身長が1ミリも伸びていない。」
というと普通担任は、
「どうしたんだろう。この子 家庭でなんか虐待とかそういう心配事とかあるのかな」
という事を考えるんですね。
成長期の子なので1ミリも伸びない子はいないんです。普通は
それなんですけども、昨年度学校の中で1センチも伸びていない
1ミリもいたかな けっこういたんです。



<福島 友達の子どもが目や耳から血を出して突然死>
某HPより 2012年9月14日 

今日ある方から直接聞いた話。
沖縄に移住されたお母さんがお盆に福島市に戻った。
心配なので子どもは知人に預け大人だけで。
で、福島市で友達と美容院へ行った。友達の子どもも連れて。髪を切ってる間に、
元気だった友達の子どもが突然目や耳から血を出して死んでしまった。

知人の知人だから真実
お母さん達の間では、『おそらく被爆だろう』って
※死んでしまった子どもが、普段どこへ避難してるのかは不明とのこと。

あまりにショックで信じられない話だが、知人の知人だから真実に間違いないだろうと。
お母さん達の間では、おそらく被爆だろうって話になってるとの事。
これが聞いた話の全てです。

質問は受け付けません。以上。



福島の病院で、片手がない奇形児などが生まれ始めた(病院の医療事務から直接聞き出す)
2011-11-08 某HPより

自衛隊が64名、警官が300人弱亡くなってる話。私も4月に川内村などに行ったからわかるけど、20kmの所などには警察官が立ってたりする。原発周りにはもっと警備の警官達が立ってる。彼らは特別に日当3万円。そしてそこからの任務が終われば、飛び級の出世を約束されているという。そこに立っている警察官は皆、ほぼ25歳以下の若者達。年配の警官は、なぜかいない。そして勿論、マスクなどもしていない。

 要は高給、出世を約束するかわりに、未来ある若者を組織ぐるみで死亡させてるということ。そして福島の病院では 7ヶ月の早産などで、片手がない奇形児などが産まれ始めている。(病院の医療事務から直接聞き出す)でも、この件をネットで散々ググってみたけど何もでてこない。



某HPより
事故から5か月後、いわき市発表の放射線量は0.12μsv/hでした。私が市役所からガイガーカウンターを借りて測ると、0.24-22.14μsv/h。また、有志で土壌検査や剪定した木の測定をすると、20000bq/kgありました。
「行政は私たちを守らない」と、主人と放射能の測定結果を見てそう感じました。例えば、水道水NDといわき市のホームページで発表されています。それで、ストロンチウムやプルトニウムなどの核種の測定値を見たいというと、「市民が混乱する」という理由で詳細なデーターを出さず、ヨードとセシウムNDの文書を出されました。

私たちの無知に付け込んで、本当に腹が立ちます。
私の避難の選択は、放射能を怖がるというよりは、行政、学校、の対応と自分たちの目でみた測定値と家族におこった体の異変で判断しました。

毎日続く下痢、鼻血、口内炎、鼻の中のできもの。これらは、原発事故後に家族、友人に、実際おきた体の変化です。放射能の影響は癌だけではないと知ったのも後になってです。
国の発表と事実はちがう。

中略

私の従兄弟が亡くなった次の日に、友人の夫が死にました。
私はなんでもかんでも放射能のせいとは言いません。
チェルノブイリの教訓があるだけです。

中略

私は報道に騙され、子供たちを被曝させてしまいました。
無知でうわべだけしか知らなかったので、避難しても、子供たちを守ることができませんでした。



おやじが次々死んでいく怖すぎる現実
2013年03月04日 某HPより

福島第一原発事故後1年を経過したころから女性の突然死、20代、30代、40代の方の突然死も報じられ始めた。幼児、中学生、高校生、大人、老人と、もう無差別だ。放射能との関連など確認できない情報も多いが、これらの急死の事例を見ると、内部被曝、外部被曝どっちも要因になるようだ。最近は脳腫瘍の症例も。とてつもなく怖い。亡くなられた方のご冥福をお祈りしたい。



2012/5/22 某ブログより
今日の夕方に、郡山市に住んでいらっしゃる方と、電話でお話ししました。
その方の周囲にいらした「突然死」をされた方々は ・・・
★ 昨年6月に・・・ 高校3年生が、風邪か何かで総合病院に通院し、そして、入院し、
たった2週間で、亡くなられました。
★ 今年の4月に・・・(21歳)の方が、夜に「眠ったまま」亡くなっていました。
あまりにも身近な方々の「突然死の続出」については、わたくしに、語ってくださった方も、
【こんなこと、体験したことがない】とおっしゃっていらっしゃいました。



2012年7月12日 某Twitterユーザーより
私の知り合いが、福島県から三重県にやっと避難しました。
それほど仲の良い人ではなかったけれど、放射能は怖いと感じた出来事があったそうです。

彼女の住んでいた福島県の○○市の、勤務先である病院
7人の内訳
・ダウン症 2人
・指が6本の子供  1人
・無脳症 1人
・流産  1人
他2名は当時の段階でまだ4ヶ月とかなので経過観察中。

同じ病院内でこんな確率はあり得ない、と恐怖を感じたそうです。
専門家たちの経験と知識で、やはり放射能の影響としか考えられないとの結論だったようです。



2011年8月17日 某Twitterユーザーより
ママ友さんのご友人も先月無脳症の赤ちゃんを授かり堕胎しました。そのママ友さんは医療関係者なのですが、震災以降無脳症の赤ちゃんが増えてると言っていました。別の看護師さんは、大丈夫だった人が急に切迫流産になる事が増えたと。ため息しか出ません・・・


某Twitterユーザーより
友人のお子さんは、小学校5年生で、被爆当時は福島県久の浜にいたそうですが、静岡県の病院でなくなったそうです(鼻出血など放射線障害の急性期症状で)。母親があまりにもショック状態で、病院名や経過など、詳しくはとても聞けなかったそうですが、その静岡の病院には他にも同じ症状の子が沢山いたそうです。




「福島の地元の方々の動画メッセージ」
福島の地元の方々の有志による震災の体験談などの制作動画を文字にして掘り起こしました。

企画
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福島県郡山市では(2011年6月になってから)身体の異変を訴える者たちが急増しています。
また、撮影したカメラマンも原因不明の喀血をしました。


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僕は最近、学校でお腹が痛くなるので…、友達も気持ち悪くなったりお腹が痛くなったりしてます。えっと、外で遊べないのが残念ですが、外で遊べるようになってほしいです。


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郡山市に住む、高校生と中学生、小学生の三人の子供を持つ親の母です。先日、知り合いの方から放射能の影響で話が出るかもしれないよと言われてまして、はい、うちの子供の一番下の子供も最近、鼻血が出ました。今はまったく学校でも外にでていませんし、学校から帰ってきてもおうちで遊んでいない状況で毎日を~状況です。はい。うーん、目に見えないものなので、大丈夫かなあと思うんですけども、でもやっぱりこの10年、20年くらいが心配に思います。



企画 いのちを守るお母さん全国ネット
http://www.youtube.com/watch?v=r-eQTthfDhM
(2011年6月)


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うちの家族、妻一人とあと、子供2人、4歳と1歳の父親です。うちははっきり言って、もう引越ししました。家族を安全な地域、長野県松本市に引越しました。福島県の現状を考えるともうそうせざるを得ないような状況になっています。里に行ってみても、ガイガーカウンターで測ってみても、うちの回りも2μsv/hを超えるくらいの数値が検出されています。家の中でも0.4μsv/hくらいの数値に上がってきております。で、その中で子供を外に出せない、外に行ってもものに触ることができない、車も触れない、もうそんな状況がずっと続いています。で、もういても立ってもいられなくなり、家族も本当に不安と恐怖でビクビクしています。僕たち親としても、子供の将来を考えたときに、もう自分で判断するしかないという状況に至ってます。
中略
子供が外で思い切り遊び、マスクもしないで遊べる状況を本当に幸せに感じています。子供がお花を見つけて、「きれいなお花だよね。」そして、次に言った言葉が「これ触って大丈夫?土を触って大丈夫?車触って大丈夫?」そんな言葉を発しています。4歳の子供が、ですよ?これが福島県の現状です。
中略
子供たちだけでも、他の地域に移す政策を考えてほしい。よろしくお願いします。


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放射能の影響が後で出てくることに本当に毎日おびえています。皆さん無防備で、最初にちゃんと情報を公開してくれなかったから、本当に色んな価値観で動いているんですが危険だと知らない人があまりにも多すぎて、おじいちゃんおばあちゃん安心しているし、子供たちは外で遊んでいるし、これからどんどん被害にあっていくかと思うと胸が締め付けられるようです。普通だったら、目の前の畑から野菜を取ってきてもう、恵まれた生活をしているんですけどももう今年はその野菜を食べるかどうかで家庭内でも、小さなせめぎあいがあったり。でも、このおじいちゃんとおばあちゃんが一生懸命作ってくれた野菜を、もし妥協して食べてしまって、そのことが原因で、そればかりではもちろんないんですが、病気が出てしまうようになったら、かえっておじいちゃんとおばあちゃんにも申し訳ないし、子供たちにも申し訳ないかなと思って気持ちをなるべく強く持つようにはしてるけどでも本当にこの責任を誰も取れない。お金では解決しないんです。元に戻してほしい。



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郡山市で会社を経営しております。中学生と小学生の三人の娘がおります。地震以来2ヶ月以上経ちましたが、まだ部屋の窓を開けておりません。この地で安心して子育てがしたいです。本当に安心できる情報、ダメでもいいので本当のことを知りたいです。本当に期待していますのでよろしくお願いします。


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女の子と男の子の母親です。私も1ヶ月前に線量計を買いましたが郡山市内でも高いところは高いですし、皆、放射線とどういうふうに付き合っていけばいいのか、迷いながら生活しております。私が思いますのは子供達、二十歳に今の子供たちは皆、集団で遠いところに疎開させていただきたいと思います。戦時中はそういうことをやっていたんですからできないはずはないと思います。もしくは福島県に残った人間は皆、カルテを一人ひとり作って頂いて、ずっと健康を管理していって頂きたいと思います。
よろしくお願いします。


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会津若松の片岡と申します。私たちは怒りをもっています。誰に対してか。福島県知事です。あなたはプルサーマルの原子炉を導入しました。そのことに関してあなたは何にも謝罪していません。また議員の皆さんも今まで推進していましたが、だーれも謝っていません。私たち母親は、福島の県民はそのことを忘れていません。なぜ長崎大の山下先生をあなたたちはアドバイザーにするんですか?私たちは何もあなたたちを信じることができなくなっています。信じてもらいたいのであれば、また選挙に出て、福島県知事になって、県民のほうをちゃんと向いてください。お願いします。


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避難できる子は既に郡山でも1000人ほど避難していると聞いています。でもまだまだ避難できない子供がたくさんいます。そうした子供に本当に、健康とか安全、できる術全て、手立てを講じてほしい、強く要望します。
本当に文科省も許せないです。福島の子供達を守る気持ちがあるのかと憤りの気持ちでいっぱいですが未来の光ある子供達を本当に守ってほしい、それだけです。


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いわきに住んでいます。小学校2年生、4年生、6年生の3人の子供を持つ母親です。福島第一原発はここから10km先にあります。3月11日とこの周りの自然は何も変わらないように見えます。でもガイガーカウンターを持って来て測ると、ものすごい数値がでます。放射性物質は私たちの身の回りに沢山存在しているんです。でも子供たちは何にも知りません。どうか子供達を助けてください。福島県のほうからリスクアドバイザーとして派遣された先生がいらっしゃって、何度か県内で講演されているようですが、日を追うごとに話をされる内容がどんどん違ってきています。真実は何なんでしょうか。私たちの命をどう思っているんでしょうか。
福島の子供達を、福島の人間を助けるような、そういう専門家を派遣してください。私たちの目線に立って、私たちの健康を本当に守ってくれる人をどうか福島県によこしてください。



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私は郡山に住んでおります小学校4年生と6年生の子供がいる母親です。郡山の状況がとても厳しい状況で実際やはり実際線量計で測って見るとあるところには20とか50という値がでています。それが、そういう場所に子供達が行くかもしれないし、というような不安を持ちながらも、毎日子供達を学校に送り出さなければならない現状にとても心を痛めています。私自身も睡眠障害で寝ることもできず、寝られないときに子供の顔を見ながら泣いているような状況です。
どうか子供たちの将来を・・・守ってください。よろしくお願いします。


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-えっと、何でマスクをしているの?
「怖いから。」
-どうして?
「放射能で被爆するから。」


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-学校で鼻血を出している子っている?
「保健の先生が鼻血を出している子が多くなっているって、言ってました。」
-そうなんだ。
「はい。」
-学校は楽しい?
「はい、とても楽しいです。でも外で遊ぶ時間が少なくなったので、ちょっと辛いです。」



当HP管理者より-

震災による原発事故発生から不安視していたことがとうとう現実に起こってきました。
おそらく、これらは序章です。
とても悲しい歴史として、末代まで刻み込まれることになるでしょう。
今回で知ることになったのは一件無事で被害がないと思われた東京での健康被害です。
意外にも放射性物質で汚染されていることが判明したのはとても悲しく印象的です。
いずれ、これが日本の国力に大きな陰を落とすことになるでしょう。



他にも東日本大震災の関連記事があります。
↓以下の記事タイトルをクリックすると内容のページを開くことができます。

311東日本大震災 日本では報道できない裏側の真実
福島原発による放射能の汚染は関東まで及んでいた。報道の表に出ない放射線障害に病気、奇形児出産、若い人の白血病による死亡が現実に起こっています。それらの情報と今も福島に住む住民の方々の悲痛な叫びをまとめています。

福島第一原発事故と経過の詳細の真実 東日本大震災
いまだに明確でない、福島原発の事故の経過とその詳細をまとめています。事故と原子炉の暴走、水素爆発はどうして防ぐことができなかったのかがよくわかるものがなかったので、まとめてみました。



福島原発でいま起きている本当のこと
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311東日本大震災 日本では報道できない裏側の真実 [東日本大震災 福島原発]

「東日本大震災の真実」

日本のマスコミが決して放送しない、できない東日本大震災の未公開写真、画像集です。
決してテレビでは見ることができない写真があります。
これらの写真はすべて、世界の報道、海外メディアによる撮影です。



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東日本大震災 (2014年3月10日時点)
死亡者 15,884人
行方不明者 2,633人


亡くなられた方にご冥福をお祈り申し上げます。





以下、NGO Life Investigation Agency参照、引用

「大槌町に届いた震災物資」

避難所に食品の物資が届き始めると、大量に捨てられ始め、毎食、大量にバケツに捨てられ続けた。
米類だけで、数百キロが廃棄。

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※手付かずのまま捨てられた炊き出し。

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ヘドロの地面に散乱した白米。(全て廃棄)

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虫が湧いてしまった玄米。(全て廃棄)

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もち米。(全て廃棄)

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賞味期限を切らしてしまった食品。(全て廃棄)
賞味期限を切らしてしまった食品も数百キロになります。



被災者である町民の1人を連れて行き、物資庫内を見せた際には、「こんなにあって、何で配らないんだろう?」、「扱われ方が酷過ぎる!」と、あまりに酷い管理状態に泣き出したほどでした。
人間用の物資などには、中古衣料品も多く、破けていたり傷んでいて着用するのに気が引けるような物も数多くあった。中には、壊れた楽器や、明らかな不用品、廃棄に困り、送り付けたと思われるものまでありました。




「警戒区域内の動物たちの殺処分」

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※警戒区域内 行政職員が殺処分の為に首に注射を打つ

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※行政職員に殺された母牛の乳を飲もうとする仔牛

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※警戒区域内の牛舎に置き去りにされ餓死させられた牛




救援物資は十分に行き届かず、多くの食料は腐り
衣料品はヘドロにまみれたようです。

また、震災で命を落としたのは人間だけではありません。
多くの動物達も犠牲となったようです。



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福島原発 放射能と健康被害 311東日本大震災 報道されない裏の真実
国内の報道メディアが公開できない東日本大震災の写真を海外メディア、NPO団体が捉えた写真集です。決して新聞やテレビで見ることができない写真をまとめています。

福島第一原発事故と経過の詳細の真実 東日本大震災
いまだに明確でない、福島原発の事故の経過とその詳細をまとめています。事故と原子炉の暴走、水素爆発はどうして防ぐことができなかったのかがよくわかるものがなかったので、まとめてみました。

福島原発でいま起きている本当のこと

東日本大震災救助の最前線で

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東日本大震災後に自殺者急増なぜ…因果関係「?」 政府、情報収集に着手 [東日本大震災 福島原発]

東日本大震災後に自殺者急増なぜ…因果関係「?」 政府、情報収集に着手
産経新聞 7月16日(土)7時58分配信

 自殺者が急増している。1~3月の減少傾向から一転、4~6月は3カ月連続で前年同月を大幅に上回った。東日本大震災の影響との見方もある。津波で自宅を失い無理心中した高齢夫婦、放射能汚染で野菜の摂取制限が出された翌日に自殺した農家…。ただ、震災との因果関係を示す明確なデータはなく、政府は対策に生かすため詳細な情報収集に乗り出した。

 震災から3カ月の6月11日、福島県相馬市の酪農家の男性(55)が自殺しているのが見つかった。フィリピン人の妻と息子2人は福島第1原発事故の影響でフィリピンに帰っていた。「原発さえなければ…」。男性は堆肥小屋の壁にこう書き残していた。

 計画的避難区域に指定された同県飯舘村では4月中旬、102歳の男性が死亡しているのが見つかった。家族が村外に避難し、離れ離れで暮らしていたことを苦にした自殺とみられている。6月下旬には「老人はあしでまといになる。お墓にひなんします」と遺書に記し、自殺した南相馬市の93歳の女性もいた。

 警察庁のまとめでは、福島県内の自殺者数は4月以降、3カ月連続で前年同月を上回っている。特に5月は40%近い上昇率を示しており、震災の影響をうかがわせる数字といえる。

 さまざまな相談に乗る「福島いのちの電話」の渡部信一郎事務局長(63)は「相談の内容が震災前よりも深刻度が高い」と指摘する。「親類宅に避難しているが人間関係がこじれ、悩んでいる」といった震災に直接関係するもののほか、精神疾患の人が震災の影響で病状が悪化したケースもあるという。

 ただ、同様に震災の被害が大きかった岩手、宮城両県は1~6月のすべての月で前年比減少か、横ばいになっており、福島県の状況とは異なる。内閣府経済社会総合研究所が警察庁の資料をもとに5月の自殺者の住所地などを分析したが、被災者が他県の避難先で自殺しているような数字は得られなかった。

 むしろ、住所地別で大きく増えていたのは神奈川や愛知、千葉などの都市圏で、男女、年齢別では30代と20代の女性が増加。動機も経済問題より健康や勤務問題が目立っていた。被災3県でも共通した傾向はみられないという。

 内閣府自殺対策推進室の担当者は「震災後の暗いイメージや先行きの不安感など、震災が影響を与えている可能性も考えられるが、震災と自殺者の増加を明確に結びつけるデータはない」と話す。

 このため、内閣府は6月以降の自殺者について、警察庁に対し、被災者か否かや遺書の内容など、震災との関係を示すデータを収集するよう要請している。





え?本格的な調査をしないと理由がわからないのですか?

「普通わかるでしょ!?」
というのが国民の大多数の反応だと思いますが・・・。
正直、驚いています。


ケース1
もはや放射能に汚染されては、昔から長年続けてきた、家族の唯一の生活の術である農業、畜産業はできない。補償金が出ても、いずれ底を尽く。これはお金では解決されない。
たとえ奇跡的に回復できても、風評被害の信用回復は不可能で、以前通りの生活の道は絶たれた。
先祖代々守られてきた命同様大切な生業を自分の代で失ってしまった、子孫に残してやれない・・・。


ケース2
東北以外で会社を経営、業務が東北に絡んでいるもの(仕入れを東北にあった業者に頼っていた等)があって、業務継続が困難、連鎖倒産のあおりを受け、会社が倒産。補償金は被災地だけか。借金だけが残って、倒産してしまっては返せる見込みもない、この先に希望もない・・・。



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