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米国がシリアに軍事介入する本当の理由 [世界情勢]

2013年 08月 31日 13:18 JST

国際政治学者イアン・ブレマー

ケリー米国務長官が26日にシリアの化学兵器使用疑惑について「極めて忌わしい兵器を使用した責任は必ず問われるべき」と非難して以降、米国の軍事介入は現実味を帯びてきた。ヘーゲル米国防長官も米軍の「用意は整った」とコメント。ロイターの報道によると、西側諸国は「数日内に政府軍を攻撃する可能性がある」と反体制派に通告したという。

しかし、米国が攻撃の準備をしていようと、問題の核心はシリアではない。ケリー長官が語ったように、アサド政権が化学兵器を使用して攻撃したことは、シリアの内戦という枠を超えたことを意味する。軍事攻撃の目的は内戦の局面を変えようとしたり、終結させようとしたりすることではない。むしろ、つぶされた面子と国際基準への明らかな違反に対して報復することだ。

だが、それには危険を伴う。アサド大統領を罰しようとして限定的に始めた軍事攻撃はすぐに泥沼化する可能性を秘めているだけでなく、イランとの核協議といった地域的な最優先課題を妨げる恐れがある。

オバマ米大統領はこれより先、シリアでの化学兵器使用は「レッドライン(越えてはならない一線)」だと明言していた。これまで化学兵器使用の証拠が小規模ながらあったにもかかわらず、オバマ大統領は何カ月も動かなかった。350人以上の死亡が確認された先週の攻撃があって初めて、米国はようやく重い腰を上げた。あまりにも大規模になり過ぎたため、これ以上は傍観者でいられなくなったのだ。

2年が経過したシリア情勢で、明らかになったことがある。それは、米国が本当に守ろうとしているのはシリア国民ではなく、化学兵器使用を禁じる国際基準と、そして何よりも自国の威信だということだ。




イスラエル、地中海で米国と合同でミサイル実験実施=国防省
2013年 09月 3日 19:48 JST

[エルサレム 3日 ロイター] - イスラエルは3日、地中海で米国と合同でミサイル実験を実施したと発表した。ミサイル迎撃システムのターゲットとして使われるミサイルの実験だったとしている。

イスラエル国防省によると、実験は現地時間午前9時15分(日本時間午後3時15分)に実施された。国営ロシア通信(RIA)が、地中海中部から地中海東部に向けて2つの弾道「物体」が発射されたことをレーダーが探知したと報じた時刻とほぼ一致する。





今回のシリアの一件だけでなく、アラブの春と呼ばれたものにはすべてそれを仕組み、中東諸国の崩壊と
転覆を企てた者がいます。
すべては誰かが描いた筋書き通りに物事は動いています。
オバマ大統領の腰の重さにも限界が来るでしょう。

少なくとも、このような誰が仕組んだかわからない不穏なものに出費してまで加担しては、国家の末代までの
恥となるでしょう。


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