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弾道ミサイル防衛(BMD)の新時代 レールガン [軍事関係]

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Just how many Japs did we kill? I honestly have the feeling or groping for words to explain this or I might say my God, what have we done? If I live a hundred years, I’ll never quite get these few minutes out of my mind…

「私たちは一体何人の日本人を殺したのか?正直いって、語る言葉が見つからない。神よ私たちは何ということをしてしまったのか。100年生きたとしても、この数分のできごとを心から消し去ることはできないだろう。」

1945年8月6日
B29エノラ・ゲイ副操縦士 ロバート・ルイス



「現代の核兵器の形 核搭載弾道ミサイル」

まずは以下の動画をご覧ください。

今更、説明するまでもありませんが、弾道ミサイルは核を搭載したものがほとんどです。

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短距離弾道ミサイル(SRBM)
射程1,000km以下 時速7,200km以下 最高高度200km以下

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中距離弾道ミサイル(IRBM)
射程1,000-5,000km 時速7,200-18,000km 最高高度200-1,100km

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長距離弾道ミサイル(ICBM)
射程5,500km以上 時速18,000-25,200km 最高高度1,100km以上

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潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)

以下の図のように弾道ミサイルの発射から着弾までの段階には以下の3段階があります。
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ブースト段階(上昇)
ミッドコース段階(巡航)
ターミナル段階(終末突入)



「EMP(高高度核爆発)攻撃 日本最大の弱点」

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核爆発は地上付近での爆発とは限りません。EMP(高高度核爆発)と呼ばれる核攻撃の方法もあります。


※EMP(高高度核爆発)攻撃とは  高高度核爆発などで発生するEMP(電磁パルス)を利用した攻撃のこと。高度40km以上の高高度では空気分子の数と密度が大変小さく、この高度で核爆発を起こさせると爆風は発生せず、代わりに核爆発によるガンマ線が空気分子中の電子を励起し、電子が分子から飛び出す。この自由電子が地球の磁場に沿って地表に大量に降り注ぎ、電子機器を破壊、一時的な誤動作を発生させたり、電力システム等に大規模な障害をもたらす。その被害範囲は核爆発高度によって半径100-1,000km以上と調整できる。地上爆発と違い、人体には無害だが、雷に似たサージ電流が電子機器に流れ、過電流や過電圧に対する対策が施されていないものは破壊される。中国は米海軍に対し、防衛システムを「殺す」ためのEMP兵器を使用を計画しているが、米国防省はこういったEMP兵器対策の準備を無視している。 そして国土防衛を電子システム兵器や人工衛星、EMP兵器対策に怠慢な米国に大きく依存する日本にとって、EMP攻撃は地上核爆発以上の脅威となり得る。



EMP(電磁パルス)とはどういうものか、実験動画。


1962年7月9日 北太平洋ジョンストン島上空400km
米国が高高度核爆発実験「スターフィッシュ・プライム」実施。

ジョンストン島より1400km離れたハワイ諸島
ホノルル地元紙「核爆発は今晩。予報では見晴らし良好」
ホテルでは屋上やベランダで「虹の爆弾ショー」など主催。

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核爆発により夜間にも関わらず、一瞬昼間のような明るさになるジョンストン島。

実験後
広範囲に及ぶ停電が発生。人工衛星6基が損傷。オーロラが発生。
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ガレージのドアが勝手に開いたり閉まったりする現象が発生。



※こちらはウクライナのドネツクでEMP攻撃の可能性が高いと思われる最近の動画。画面左側に発生する光の前後で市街地の街灯が消失しているのがわかります。光が発生する直前に街灯が消え始めるのは、核爆発?によって閃光が生じる前に、ガンマ線放出、電磁パルスによるサージ電流が先に到達し電気回路を破壊しているため。すべて破壊されないのはサージ電流に対する耐性など、電気回路の構造などに差があるためと思われます。



「現在の日本の弾道ミサイル防衛手段」

SM-3スタンダードミサイル
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時速10,800km
高度500km以上
1発約20億円
ミッドコース段階で迎撃するタイプのミサイル。過去の迎撃実験成功率は75%。


PAC-3パトリオットミサイル
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時速6,000km
射程20km以上
1発約5億円
ターミナル段階で迎撃するタイプのミサイル。弾道ミサイルはターミナル段階で最も速度を増すため、発射タイミングは数秒しかない。迎撃に失敗するとやり直しが不可能。EMP攻撃には役に立たない。


ただし、これら従来の弾道ミサイル防衛手段には弱点があります。
1、成功率が完全でなく、撃墜し損ねる場合がある。
2、飽和攻撃など数百発以上の弾頭(本命、ダミー含め)には対応できない。
3、有効範囲が1000km以上のEMP攻撃を防げる可能性があるのはSM-3のみ。
4、1発あたりのコストが大きい。
5、撃墜し損ねた場合の再迎撃が困難。



「弾道ミサイル迎撃の新兵器 レールガン(電磁加速砲)」

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※レールガン(Electromagnetic Railgun)とは? 従来の火薬による弾丸の発射ではなく、電磁誘導(ローレンツ力)を利用して砲身レールに電場を発生させて弾丸を加速させ、音速の10倍の速度で弾丸を発射するもの。十分な電力さえあれば、数百年来の歴史を持つ「大砲」を大幅に凌ぐ初速と射程距離が得られ「戦争のルールを変える」とも言われる革命的な新兵器。

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レールガンで撃ち出すのは重さ10kgの弾丸。射程距離は200km以上を見込む。威力は戦車砲の3倍以上に達する。今後の開発次第では連射も可能となる。複雑で高価なミサイルに比べて1発あたりのコストが低い(1/1000程)。米国は1980年代に「スター・ウォーズ計画」から研究を開始、すでにバージニア州で地上実験を行い、海上での発射実験が成功すれは海上艦船に実戦配備される予定。




水に直接放電し、水分子をプラズマ化させて、その圧力で射出する。弾はありません。
※こういった地道な研究開発が新しい技術を生み出します。
400-2400J



レールガンとサーマルガンを組み合わせたもの。プロジェクタイルという弾を使用しています。
400-2,800J



一般レベルでもここまで作れるようです。
8,400J



レールガンを兵器級に高めたものがこれ。
33,000,000J
弾体初速 時速10,000km
射程160km以上
1発300万円(徹甲弾の場合)



レールガンの威力がよくわかる画像。
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この新兵器を弾道ミサイル防衛に利用するというのが、今回の記事の主旨です。うまく利用すれば弾道ミサイルだけでなく敵の人工衛星の破壊も可能です。
ただ、米軍が現状開発済みのレールガンのレベルでは中距離以上の弾道ミサイルが飛翔する最高高度に到達できません。そこで日本の技術と独自開発において、弾体のエネルギー出力を増加させて、速度と射程を延ばし、連射に耐え得る砲身の開発が必要になります。

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もっとも米軍は、中国沿岸部の弾道ミサイル基地を発射前に壊滅させる手段としてレールガンを使用するつもりのようですが。条件さえそろえば対空以外にも対地攻撃手段としても利用できます。
また、レールガン自体にも弱点があります。慣性運動のみの通常砲弾のように、目標に誘導させることができない点です。静止した目標や近い目標に対してはそのままでも有効ですが、弾道ミサイルの突入体や高速で移動し、長い射程が必要な目標に対しては命中率が大幅に下がります。そのため、弾丸に何らかの軌道修正、終末誘導させるような仕組みが必要です。

この兵器を発展進化させれば、弾道ミサイルはもはや時代遅れの兵器と化すでしょう。



ところで…




この動画の続きですか?
民族浄化が始まります。それを少しでも批判すれば、逮捕→集団リンチ→拷問→銃殺が待っています。
奴隷か戦争か。どちらを選ぶかは個人の自由ですが、どちらの道を選んでも「腹をくくれ。」ということですね。

当方は右翼でも左翼でもありません。
戦争が嫌なら偽りの平和のために奴隷になりさがり、いつかやって来る銃殺の日に怯えて生きるしかない。かの国の軍部ではだいぶ前から「日本人はすべて皆殺し」と方針は既に決まっていますのでね。
奴隷が嫌なら、国運を賭けて戦うしかない。
ただ、それが言いたいだけです。



奴隷か戦争か。
この国の宿命は150年前から何も変わっていない。




2015年3月13日追記
2015年3月17日追記
ロシア ウクライナ情勢 欧米NATOの不都合な真実
の記事に鳩山さんのコメントについて、と最近の内閣官房会見について思うところを追記しました。




世界の未来兵器
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